神の共犯者とは元々メレオロンの能力である自分の存在を極限まで希薄にして周囲には消えてしまったように見えるパーフェクトプランの効果を触れたものにも伝染させてしまうという能力。
ナックル、メレオロン、シュートらを突入隊一番手とする突入部隊が王のいる宮殿内に突入した際に中央大階段の上にユピーがいるという予期せぬ状況に
一瞬戸惑を見せるメンバー達だったが、ゴンの素晴らしい動きに対して感動した部隊の面々がその後素晴らしい動きを見せ、
ナックルがメレオロンの神の共犯者の能力で姿を消しユピーへの先制攻撃に成功しハコワレを見事に発動させる。
ユピーはナックル達の姿が見えないので何が起こったかわからず、普通なら混乱してそのまま畳み込むことができたかもしれないが
ユピーはその疑問に囚われることなく瞬時に思考回路を切り替え目の前の敵を倒すことに全神経を集中させる。
そこまでは突入部隊のメンバーたちの予想通りだったが、誤算だったのはユピーのとんでもな底が見えないオーラの量である。
百戦錬磨のナックルをもってしても、今までに経験のない敵の怪物ぶりに動揺が広がる。
しかも間の悪いことに、そこでネフェルピトーが円を発動してそのあまりの禍々しいオーラに一瞬全員が硬直してしまう。
その隙を見逃さなかったユピーは渾身のなぎなたのような破壊力の一撃で大階段を破壊し、討伐軍は分断してしまう。